2020年6月28日日曜日

できなくなったこと 

今月は、痛みに耐えて横になっている間に過ぎた…

と言っても過言ではないです。

そして、ここ暫くの間に、

本当にいろんなことが困難になってしまいました。


例えば;

朝、手が痛くて、掛け布団を引っ張れない、歯ブラシが握れない、顔が洗えない、

      髪の毛をとかせない、

      パジャマのズボンや下着の上げ下ろしが困難、など。

着替えをしようにも、腕と肩が痛くて被り物はコメディみたいに脱げないし、

      ブラジャーのホックに手が届かなくなってしまった。

      カーディガンを羽織るにも、

      エイヤっとマントを被るみたいに両手で後ろへ振り回さないとできません。

膝が痛むせいで、トイレで座ったり立ち上がったりが困難になり、

      反螺旋階段は上るのも下るのも厄介。


何をするにも痛みがあるので、痛む箇所を庇ってのおかしな動きです。

しかも本当にゆっくりとしかできません。


ドアを開ける、

照明のスイッチを入れる、

コンセントへのプラグの抜き差しなど、

簡単なことなのに、こんなにも力が必要だったのかと思います。


キッチンでは本当に役立たずで、

瓶の蓋が開けられない、

プルトップの缶も引っ張れない。

袋が開けられない、

包丁が握れない、

鍋が持てない。


もうないないずくし。


夫は料理をしない人なので、

自分でいろいろ工夫しないと食事はできあがりません。


最近の工夫は、

調理レンジのスイッチを回す、これ。


せめてダイヤルにギザギザを付けて欲しい…

本来は瓶の蓋を開けるための器具


私がこんなにもいろんなことができなくなって、

まるで一挙に年を取って老婆になってしまった感じ…。

そんな私を、夫は内心どう思っているのでしょうか。

きっと混乱、困惑していて、

どうやって手を差し伸べたら良いのか困っているに違いありません。


2020年6月23日火曜日

ファミリードクターのリモート診察・その2

前回の電話診察から二週間ほどして、

またファミリー(ホーム)ドクターから連絡がありました。


近いうちに専門医から連絡があるはずということで、

更なるレントゲン写真と血液検査をしてくるようにとの指示。


相変わらずとっても痛いと訴えたら、

薬局でしか買えない、強い痛み止めを処方してくれました。


翌日、またラボに行って、

血液検査とレントゲン写真。

今回は、本当にたくさんの写真を撮りました。

両肩、背中、首、腕、手指…。

今年は既に2カ所の歯医者さんでもたくさん撮っているので、

被曝量が半端ないような気がします。


しかしながら、

特に予約する必要もなく、

ラボの窓口に行ったらもう私が行くことは伝わっており、

血液検査もレントゲン撮影も無料。

お会計窓口というのがなく、

州の健康保険カードさえあれば人々は安心して医療を受けることができるのは朗報です。


でも、薬は自費です。

多くの人は、たいてい所属会社が加入している保険でカバーしてもらっているようですが、

私たち退職者夫婦は、全て実費。

幸いそれほど高い痛み止めではなくて良かったです。



お薬は、こんな半透明の容器に入っています。

この蓋がまた、かなりな曲者なんですよね…。

チャイルドプルーフ(子どもが簡単に開けないように)?なのか、

押しながら回さないと開けられません。

私は関節炎で手が痛いっていうのに、なぜこれに入れる?

夫に、白い部分をめくり取ってもらいました。



2020年6月13日土曜日

風が吹いても痛い… 

ふとした拍子に、

夫の手が私の爪先や指先に当たる(というか、触れる)のですが、

それがまた痛くて痛くて…。

目から星が出たかと思うくらいに痛い。


私が痛みに苦しんでいるのに、

「ちょっと触れたくらいで大袈裟な!」

と逆ギレされてしまいます。


よく、痛風は風が吹いても痛い…と聞きますが、

リウマチも同じ。

実際に傷むのは、

第二関節や第三関節だったりするのでしょうけど、

指先からの衝撃がダイレクトに関節に伝わるのでしょうか。


仰向けに寝ると、

爪先は天井を向きますよね。

夜寝る時、仰向けに寝ると痛くて足にお布団をのせられません。

普通にふわっとかけているだけのお布団が、痛いんです。


なので、寝る時は横向きになるか、

写真のように足先を傾けています。




私の手足がどんな風に痛むのか、

もう少し夫がわかってくれたら良いのにと思います。




2020年6月9日火曜日

ファミリードクターのリモート診察・その1

コービットかと思って三度受診した後、

久しぶりにファミリードクターから連絡がありました。

電話診察です。


先日撮ったレントゲンをみて、

「関節炎(アースライティス)っぽい」

 とのこと。

専門医を紹介してくださるとのことですが、

予約が入るまでに三週間くらいかかるかもしれない、とのこと。

いや、どれだけの日にちがかかろうと、待つしかないです。


関節炎というのは、

加齢とともに多くの人がなるのは知っているので、

私だっていずれなっても不思議はありません。

しかし、こんなに身体中が痛いものなのかと、不安になりました。


とにかく早く専門医に受診できるのを祈るのみ。






2020年6月4日木曜日

三度目の受診@クリニック 

二度目の受診から数日後、指定の日に注射薬持参で受診しました。

クリニックへ行くのは、これでもう三度目です。


その日はまた違う人が担当で、

「ファミリードクターは知ってるの?」

から始まり、

あれこれまた前回担当の人と同じような質問&身体の検査。

両腕は恐ろしく痛むのですが、

頑張れば肩より高く上げることができます。

「五十肩ならそんなに腕は上がらないはず!」と、

関節炎(アースライテス)を疑われました。

主治医の先生へ連絡してくれて、

血液検査、そしてレントゲンを撮ることになり、

その日は、帰りにラボに寄って終了。

血液は試験管に3本、

レントゲンは、肩、背中、手首など。

何でもいいから痛み止めの注射してくれた方が嬉しいかも…と思いつつ、

帰路に着いたのでした。


カナダは日本と違い、

検査の内容や結果、レントゲン写真は患者のところに来ません。

なぜなんでしょうか? 

いろんな結果が私を通らず、

専門医やホームドクターの間でやりとりされるのです。

不思議です。


それはさておき、

今回、三度目のクリニック訪問の時に担当してくれた先生が、

一番若い(関係ないけど、3人とも女性)。

そして、一番的確に私の病気を当ててくれたのです。

医者は年齢(&経験?)じゃないんだ…と思いました。





2020年6月1日月曜日

二度目の受診@クリニック

検査から一週間ほど過ぎてなお、

私の痛みは改善させるどころか、益々酷くなりました。


前回担当してくれた人の指示の通り、

またクリニックに電話して、受診。

あれやこれやと問診で聞かれ、

「五十肩(フローズンショルダー)だね」。


両足の指が痛むって、

「コービットトウ」じゃないのか尋ねたら、

あっさり違うと言われました。


数日後に注射するから、

「薬局で指定の薬を買って、受診日に持って来て」

とのこと。


カナダは基本、医療費は無料なのですが、薬は自己負担です。

なので、お薬は自分で買って来ることになるのでしょう。


帰りに薬局で、その注射薬を取り寄せてもらいました。

こんなに痛いのに、なぜすぐに何にもしてくれないの?と思って悲しくなりましたが、

とりあえず数日後には痛み止めの注射を打ってもらえるので、

あと少しの我慢です。


毎日、とても強い痛み止めを飲んでいましたが、

それでも夜は痛くてよく眠れません。

日中は痛み止め、夜は睡眠導入剤を飲んでお布団に入る、

そんなルーティーン。

暗いトンネルに入ってしまったようです。




MIKI(神酒)を自作