2020年5月27日水曜日

痛みと闘う日々

最初は足の裏が腫れて痛み、

てっきりしもやけだと思っていたのだけれど、

そのうち「コービットトウ」かもしれないと思い始めた私。


でも、痛みは足だけでなく、

両肩、両腕、両膝、両手指と、身体中に広がり、

夜も痛みで眠れない。

日中は痛み止めを飲み、

夜寝る時には、睡眠導入剤を飲むようになりました。

とりあえず数時間は眠れるけれど、それでも夜中に目覚め、

それ以後はまた痛みで眠れないので、

居間のソファで横になる日々。

ベッドよりソファの方が、肩や腕への負担が少なくて楽です。



痛みが身体中に広がると同時に、

どんどんいろんなことができなくなっていきます。


足の裏と膝の痛みで、歩行困難。

階段の上り下りに、とても時間がかかるようになりました。

トイレにしゃがんだり立ったりに激痛が走り、

車の乗り降りも難儀な状態になりました。


肩や腕の痛みで、服の脱ぎきができません。

ブラのホックができないどころか、後ろに手が回せない。

お手洗いで、ズボンの上げ下ろしが辛い。


手指、特に親指の付け根や手首が痛み、

髪の毛をとくのにブラシも持てず、

また、歯を磨いたりフロスするのができません。


手や指が痛いと、お布団がずれても引っ張ることができません。

コンセントにプラグを入れたり抜いたり、力が入りません。


瓶などの蓋が外せない、

包丁が持てない、

鍋がつかめないなど、台所仕事は困難を極めます。

でも、食事は他に作る人がないですし、

田舎なのでデリバリーを頼めるような店は近所にはありません。


関節が痛むと、

人間はこんなにも出来ることが減ってしまうのかと、

悲しくなりました。

一番辛かったのは、

「頑張れ」とか「しっかりしろ」とか「ちゃんと普通に歩いて」などの夫の言葉。

じゃあ貴方もお料理頑張って作ってよと言いたいですが、

暖簾に腕押しです。

私の痛みは24時間、寝ても起きても続いているのに。




2020年5月21日木曜日

クリニックで受診&コービットの検査

カナダでは「新型コロナ肺炎」は、

「COVID-19(略して『コービット』)」と呼ばれています。


オンタリオ州は、ケベック州に次いで感染者も死亡者も多く、

5月は人々が一番心配している時期でした。


それでもまだ症状のある人しか、

検査の対象になっていません。

保健局のホームページにある「症状のリスト」にいくつ当てはまるか、

地元の診療所に電話相談の後、

検査してもらえることになりました。

どうやら当てはまる項目が多かったみたいです。


予約できた時間は、夜7時過ぎ。

通常の診察時間の後でしょう。

電話があるまで、駐車場に車をとめて車内で待ちます。

 

やっと連絡があり、あれこれ指示された手順で建物へ入り、

部屋にいたら、物々しい格好をしたドクター?ナース?が現れました。

アスベストを除去するときのような頭まで覆った白装束に、

マスクとゴーグル、手袋に靴カバー。

お互いにマスクをしていますので、

モゴモゴ喋る感じ?

日常生活や外出先などを聞かれたあと、長い綿棒を鼻から入れて細胞を摂取。


夫婦2人、退職して家にいるから、出かけるといえばスーパーくらいなのに、

どこで感染するというのでしょうか。


検査結果が出るのは翌日以降とのことで、

2週間の家庭内隔離を言い渡されました。

夫婦の寝室を分け、

トイレもお風呂も別で。


後日連絡があり、結果は陰性。

じゃあ私の身体の痛みはなぜ?という疑問が益々大きくなりました。

いずれにせよ、家庭内隔離はつづきます。




2020年5月13日水曜日

筋肉痛としもやけと


春先、雪解けを待って庭仕事に精を出しました。

4月もそろそろ終わるかな、という頃です。

とにかく庭の手入れをいなくちゃと、

連日クタクタになるまで動きました。

キーホールガーデンの土の天地返しをしたり、

コンポストの金網を広げたりと、かなりの力仕事でした。


冬の間はずっと、靴下2枚ばきだったのに、

いきなり薄い1枚だけで、

ダブダブの長靴を履いて、

ガシガシとガーデニングをして。

久しぶりに体を動かしたから、筋肉痛で手足が痛い。

おまけに血行不良でしもやけになったと、

そう思い込んでいたのでした。


両足の裏、指の付け根あたりが痛みました。

そして、両親指の外側と小指の外側。

痛みと同時に大きく腫れて、

いつも履いていた部屋ばきに足が入らなくなりました。


ガーデニングがひと段落してもなお、

しもやけはなかなか治らず、

何だか肩や腕も痛い。


そういえば、

たくさん運んだ薪がとっても重くて、

腕と肩には随分な負担だったに違いない…。


筋肉痛だと思っていたけれど、

どうやらまた五十肩みたいな、

ど〜んとした痛みが肩に居座ったままでした。

固まって錆びついたような、独特の痛みはなかったものの、

ただの筋肉痛ではないっていうのは確信していました。


そのうち急に喉が腫れて、

これはひょっとしたらコービット(新型肺炎)?と思うに至ったのです。




MIKI(神酒)を自作